活動レポート

北海道の札幌市、帯広市、伊達市を視察しました(その1)

2017年7月3日

7月3日~5日、北海道の札幌市、帯広市、伊達市を、共産党市議団として視察しました。

東京都議選の投開票日の翌日からの視察になりました。東京都議選は、みんなで応援に行って、みんなのがんばりで、共産党の議席を17から19議席に増やしての躍進した結果になりました。ほんとうにうれしいにつきます。

新しい都議会議員のみなさんは、地元の大奮闘、そして献身的な全国の応援を受けて勝利した貴重な議席の重さを感じながら、がんばってくれることでしょう。

そんな思いが溢れる中、北海道への飛行機に乗りました。千歳空港から札幌へ。市役所に行き、初めに「札幌市同姓パートナーシップ宣誓制度」について、レクチャーを受けました。

170703 パートナーシップ宣言誓約書札幌市では、民間の調査によると性的マイノリティの人が約8%の割合でいること、当事者がたくさんの困難を抱えていること、社会的認識がすすんでいないことなどの状況を踏まえて、性の多様性に対応した制度を創設することで、その思いを受け止めつつ、市民理解の増進及び人権尊重意識の醸成を図るために「パートナーシップ制度」を創設したのです。

要綱の扱いで、「互いを人生のパートナーとし、日常生活において、経済的又は物理的、かつ、精神的に相互に協力し合うことを約した、その一方又は双方が性的マイノリティである2人の者の関係をパートナーシップと定義し、その関係にある2人が市長に対して宣誓をする制度です」(法的な権利や義務を生じるものではないとしています)。

実施は当初今年4月から予定していたそうですが、自民党から札幌市にも8%もいるのか、調査をするのが先決ではないか、との発言があり、市民といわれる人からも「少子化を加速させるのではないか」「市民生活に影響がでるのでやめてほしい」などの声が寄せられ、実施は6月からになったそうです。

すでに17組が宣誓書に記入し、予約が8組あるそうです。
説明をしてくださった男女共同参画課の課長さんは女性でしたが、とても造詣が深く、さらにご自身にも3人の性的マイノリティのお友達がいるそうです。

以前から普通に接していたそうですが、この制度ができるとき、率直に意見を聞いたら、知りえなかった苦しみを語ってくれて、制度の創設をほんとうに喜んでくれた、という話しを伺いました。

職員の研修は今年度から、さらに教育については、議会のなかで自民党から「世田谷に視察に行き、あんな教育をやるのは問題だ」との質疑があり、教育委員会は「小・中学校では早い。高校に行ってから教えるべきと思う」との答弁が出て、教育分野での正しい理解がなかなか進まない。教育指導要領にも位置づけられてなく、組織的には教示できない、と少し悔しそうでした。

ただ、市民には「出前講座」も積極的に行っていると話されました。また、性的マイノリティに係わる電話相談事業も6月1日から開始されました。

視察に行ってつくづく思うのは、やはり先進的な、しかも心を打つ事業を展開している都市には、必ずその「道」に情熱をもつ職員がいることです。札幌市もそうでした。

その後、若年者等雇用対策について、札幌市の施策説明を受けました。札幌市は、北海道労働局と連携し、協定に基づく雇用施策を進めてきました。「求職者に対する就労支援」、「女性の活躍推進及び雇用環境の改善」、「企業誘致による雇用機会の拡大」、それぞれ取組みを進めています。