議会活動報告

6月議会の一般質問 (1)中学校給食・センター方式の実施にあたって

2017年6月27日

6月27日、6月議会の一般質問に立ち、次の4項目について質疑を行いました。

1. 中学校給食・センター方式の実施にあたって
2. 公共施設におくるトイレの快適化について
3. 綱島街道上丸子跨線橋付近の拡幅工事に関連して、横須賀線小杉駅までの利便性向上について
4. 教育委員会・高校歴史教科書採択時の音声データ消去について

1. 中学校給食・センター方式の実施にあたって

(市古) 中学校給食について教育次長に伺います。いよいよ9月、12月からセンター給食が始まり、全校実施となります。20政令都市の中で19番目のスタートとなります。

川崎市の一大事業が、ようやく実現するからには、市民のみなさんが「やってよかつた」と実感できるように、あらゆる英知をつくすべき、と私たちはさまざまな点から取り上げてきました。

先行実施がされた自校調理方式の学校も視察させていただきました。「弁当箱の蓋を立てて、隠すように食べていた様子が一変した。みんな前を向いて食べて姿勢も良くなった」「豪華な弁当を持参する子がいた反面、質素な弁当の子どももいた。同じものを食べるっていいですね」などの話しを、校長先生からもお聞きしました。

給食は中学校という忙しいカリキュラムの中で始まるのですから、かなりの準備が必要です。

中野島中学校では、栄養士はその年の4月から配置され、3ヵ月前に第1回給食委員会が行われ、委員会の目標が決められ、活動も活発に行われ、「給食開始に向けてのルール作りや配膳のシュミュレーションを行い」「好きな献立ランキング」「残りなしキャンペーン」などが話し合われたそうです。

その成果なのか、視察した日の給食は、見事というしかないほど残菜はありませんでした。

南部センター給食の学校の給食委員会の設置状況を伺います。給食委員会は生徒が主体になって運営されていくと思いますが、学校側はだれがバックアップされるのでしょうか。また、それぞれがどのような活動を展開されていますか、伺います。

(教育次長) 南武学校給食センター配送対象校22校における生徒の給食委員会等の設置状況についてですが、本年5月末現在、給食を担当する生徒の委員会を新たに設置した学校は10校、既存の生活委員会や保険委員会等を活用して準備を進めている学校は12校です。

これらの委員会活動については、生徒の自主的な活動であることも踏まえながら、学校全体で取り組みを進めていくもので、現在、本年9月の中学校完全給食実施に向け、食器・食缶の配膳動線の確認作業や給食当番の役割確認などの準備作業に取り組んでいます。

(市古) 栄養士の配置について、この間ずっと伺ってきましたが、現時点でのセンター給食の提供を受ける学校と栄養士の関係を配置の状況から伺います。

(教育次長) 学校給食センターに係わる学校栄養職員等の定数については、その標準法が定められています。現在の生徒数を基に算定すると、南部および中部は3名ずつ、北部が2名となります。

本年4月に、学校給食センター開設準備担当として、南部及び中部に4名ずつ、北部に3名の、標準法で定められた数を超える栄養士を配置したところ。

現在、栄養士がすべての配送対象校を個別訪問し、食物アレルギーに関する保護者面談を、学校管理職や養護教諭とともに実施しているほか、各学校における給食指導に関する共通理解を図っているところです。

また。学校給食センターにおける献立の検討、調理手順の確認など、完全給食の円滑な全校実施に向けた準備を進めているところです。

(市古) 「食育だより」ですが、自校調理のところは、配置されている栄養士の名前が記載され、その学校ならではの取り組みもきめ細かく掲載され、身近に感じられる「食育だより」になっています。

センター方式における「食育だより」も、自校調理方式に準じて発行していくと思いますが、だれがどのような形で発行されるのでしょうか、さらに各学校の取り組みなどはどう掲載されていくのでしょうか、伺います。

(教育次長) この5月末に「給食センターだより」を、南部学校給食センター配送対象校向けに初めて発行したところです。

「給食センターだより」は、家庭との連携を深め、学校給食を通じて、食に関する正しい知識の習得や、食の自己管理能力の育成に役立てることを目的として、学校給食センターから各学校の生徒、保護者、教職員に向けて発行するものです。

今後、給食の献立に関する工夫や、身体づくりに欠かせない栄養に関する情報、各学校の給食に関する取組みなど、食育に関する情報を掲載し、毎月の献立表とともに発信することで、さらに食育を推進してまいります。

(市古) 中野島中学校では、給食開始前1年間、たくさんの研修をおこなって準備を進めてきたそうです。「食育だより」では「給食1ヵ月前には、運搬や配膳、片付けのシミュレーションを行い最終確認をした。その中で、班づくりや磁器食器の扱い方、お替りのルールや片付けの方法などを、一つひとつ確認しながら行った」とも記載されていました。

この学校では、各階に配膳スペースがとれ、ワゴン車の工夫など教育委員会も知恵を提供し、エレベーターを活用してのシミュレーションが行われ、横移動だけのスムーズな配膳が行われていました。

配膳室から教室までは、それが4階であろうと、生徒による手運びが基本ということです。学校校舎の配置によっては、エレベーターが付いていたとしても使い勝手がうまくいかない学校もあることは承知しています。しかし、学校がエレベーターを使って配膳する方が合理的と判断すれば学校に任せる、ということでよろしいですね、伺います。

センター給食校においても、学校での給食体制がスムーズにすすめられるように、各学校に寄り添い、的確な情報を現場に提供し、必要な手立てを提供する、そしてスムーズに開始できるように努力がされていると思いますが、具体的に伺います。

(教育次長) 現在、配送対象校全校に対し、ヒヤリングや現地確認を行うことにより、各学校の配膳スペースや施設の状況等を踏まえた安全かつ円滑な配膳ができるよう、調整を図っているところです。

また、48校全てで、新入生・在校生保護者説明会、及び教職員説明会を開催し、センター方式における給食実施概要や先行実施校の状況等について情報提供を行ってきました。

今後は、実際に使用する食器・食缶・コンテナ等を学校に貸し出し、配膳シミュレーションを行うなど、円滑な給食運営に向け、学校と一体となって取り組んでいきます。

(2.以降は続報します)