8月26日、横浜市西区の36階建てビルの3階にある120人規模の認可保育園 「横浜みなとみらい保育園」 を視察してきました。
横浜駅を降りて東口から歩いて約6分のビル内にある保育園です。ここは横浜市が開発土地の一部を以前から所有していた土地だったそうですが、床として等価交換して、ここに保育園を横浜市がつくり、公募で社会福祉法人に貸して運営がなされています。
このような認可保育園は、市内7か所にあります。
保育園の入り口を入ると、事務室・保健室の先に、子育て支援スペース、一時保育施設、その先に5歳児からゼロ歳児までの保育室が並んでいます。5歳児の保育室の前に厨房があり、お昼の支度をしていました。アレルギーにも対応しているそうです。栄養士が2名いるとききました。
ビルの一角とは思えないほど、ゆったりとしていて、廊下の幅も広くとれていることが印象的でした。園庭もしっかり整備されていました。
ゼロ歳と1歳児の保育室は続いていますが、それ以外の年齢児の保育室は教室のように区切られていました。昼寝用のふとんは外に干すことができないため、月に2回ほど丸洗い乾燥をしているそうです。
園庭にでてみました。309平方メートルで、人工芝が敷いてあり、プール、砂場、滑り台などが置いてあり、この日はたらいを使ってこどもたちは水遊びをしたそうです。夏の午前中はちょうど日影になり、涼しそうでした。
横浜市には 「民間保育所設置許可等要綱」 のなかに園庭に関する基準があります。「2歳児以上1人当たり3.3平方メートル以上とする。ただし、市長が特に認めた場合は付近の公園、広場、寺社境内等で代えることができる。この場合であっては、専用の屋外遊技場を基準面積の2分の1以上、または、プール遊び等のできる場所を確保すること」 という屋外遊技場規定です。
ビル内にある7か所の認可保育園には、みんな園庭が設置されていました。
こどもの成長を考えたとき、横浜市のような歯止めはほんとうに必要なことだと思います。川崎市はこの部分がなし崩し的に、園庭がなくても、まわりに公園が不足している状態でも、認可保育園を設置しています。待機児解消に「背に腹は代えられない」ということがあるのでしょうが、認可保育園という以上、園庭のことをきちんと位置付けて努力すべきでしょう。
さらに、横浜市では、待機児童解消のため、「民間保育所整備候補地を公募します」 という新しい取り組みを、いまやっています。
横浜市が、民間保育所整備候補地を公募し、選考の後、整備・運営法人に土地を紹介する「マッチング」を実施するというものです。
8月2日から31日まで募集していますが、すでに100件をこえる問合せがきているそうです。






