8月15日、来年2月に開催する 「第25回いちごフェスティバル」 に、音楽で出演いただくピアニスト・崔 善愛(チェ ソンエ) さんに麻生区の新百合ヶ丘でお会いしました。
崔さんは、北九州生まれの在日2世です。愛知県立芸術大学、同大学院修士課程修了後、米国インディアナ大学大学院に留学、ピアニストとして活躍しておられます。
100年前の日韓併合によって、多くの朝鮮の方が日本に強制連行されたり、奴隷とするために日本国籍にされました。戦争は終わったものの、在日の方々はその後も 「指紋押捺制度」 で人間として屈辱的な扱いを受け続けます。
何も知らずに子ども時代を過ごした崔さん。その間も牧師の父は人間としての尊厳を取り戻すために、指紋押捺制度と、政府、司法の場で闘い続けてきました。父親に反発することも多かった崔さんでしたが、苦悩する父の姿、歴史の真実を知る中で、崔さん自身も裁判でたたかいます。しかし、…。
この日、崔さんはきれいな薔薇色の上着を羽織り、現れました。
お話していても、気負いはいっさいなく、裁判のこと、父のこと、いまのご自身の心境など話されました。日本では、いまも多くの方々に朝鮮人を軽蔑することが沈殿していて、いやがらせも後を絶たないとのことです。
崔さんの人間としての「凛」とした生き方に、心打たれました。
崔さんが弾くショパンの曲は、いつも心にグングン迫るものがあって、感激します。崔さんはショパンとお父様の生きてきた道に相通ずるものがあると演奏にも気持ちをこめます。
来年のいちごフェスティバルでは、ショパンの曲の演奏、その間にショパンとお父様の生きてきたみちを語ってくださる予定です。
「第25回いちごフェスティバルは、2011年2月11日の午後開催の予定です。
どうぞ、お越しください。






