活動レポート

東扇島・水江町線整備費の上乗せ再評価!

2019年1月18日

私たち共産党議員団が、不要不急の大規模開発として中止を求めてきた、臨港道路東扇島・水江町線整備事業費について国交省から再評価が出され、何と440億円の上乗せが出されました。今までの総額は540億円ですから、計980億円へ1.8倍も跳ね上がるというものです。

市費負担はそのうち3分の1ですから、計330億円ほどになります。事業そのものは橋梁下部工着手になっており、橋脚も出来ています。この時期になって、これだけの上乗せとは!

事業費の増加項目では、
(1) 耐震設計の見直し等で約250億円
(2) 維持管理の考慮として約17億円
(3) 関係者調整に基づく追加対策・対応で約139億円
(4) 現場条件の不一致で約24億円 です。

この設計は東日本大震災以前にたてられたもので、大規模な見直しが必要といいます。

国土交通省から意見を求められた川崎市長は、「重要な社会資本になるもの。一方で、事業費の増額は本市にとって重い負担と受け止めている…。なお、今後も事業の進捗状況について、適宜、本市と情報共有を図るとともに、事業内容に重大な変更等が生じる場合には、十分な時間的猶予をもって調整を図られたい」としています。

これは今後さらに事業費の上乗せもあるかもしれない、そのときは早く言ってほしい、との大規模事業についてさらに寛大な対応をしようとしているのではないか、ということです。国の方針に沿って、従順にすすめていく、国にとってこんな優等生の市長はいないのではないでしょうか。

すでに臨海部を中心に進められた大規模事業費は、8年前当時の阿部市長のときの2倍にも跳ね上がっています。羽田連絡道路にも着手しています。この総事業費は300億円ですが、こちらもさらに上乗せされる可能性があります。

こんなことを続けていたら、私たち市民が収めている税金による川崎市の豊かな財政は不要不急の大規模事業の餌食となり、あげくのはては財政が行き詰って私たち市民のくらしにはますます我慢を押し付けることになるでしょう。

冗談ではありません。市民の切実な暮らし、福祉、教育の要望が渦まいています。そこにこそ貴重な税金は使わなければならないのです。残念ながらこのような不用不急の大規模事業について、正面から質してきたのは日本共産党議員団だけでした。

日本共産党の議席を伸ばして、空前の無駄遣いに厳しい審判を下したいです。