いちごレター

今年の夏休みは上高地ウォーキングでした

2018年8月8日

今年の夏、3日間夏休みをいただき、長野に行ってきました。義母のショートステイがとれた3日間に合わせての夏休みでした。

台風13号が関東地方に接近する予報があり、直前まで行くか行くまいか迷っていましたが、台風は微妙な状況であり、ここでキャンセルすれば、今年の夏休みはこれで終わり、山小屋も予約してあることもあり、朝ゆっくりと出発しました。7日は久しぶりに、涼しい日になりました。

180807-徳澤園 行き先は、上高地から徒歩で2時間行く徳澤園です。途中の休憩を挟みながら昼食はサービスエリアで荻野やの「峠の釜めし」でした。昔と変わらない容器に入っていて、味も昔と変わりません。懐かしい味がしました。

さあ、急がないと。沢渡までは自家用車で行けますが、その先上の高地までは車を置いてバスで行くことになります。

河童橋近くのバスターミナルで降り、歩き始めましたが、時間は3時を回っていました。明神池まで1時間、砂利道が続き、足がしんどくなってきました。あと1時間。昔はぜんぜん平気だったのに、5時過ぎにやっと「氷壁の宿・徳澤園」に到着しました。(上の写真)

女性が中心になって運営しているように見受けられました。夫が私のわがままを聞き入れ、少し値段が張る、かわいらしいベッドルームをとってくれました。お風呂で汗を流し、夕食は2部に分かれてとるなど、ずいぶん混雑していました。

夕食はかなり豪華で、骨まで軟らかい岩魚の塩焼き、おいしい豆富の冷奴、小ぶりながら出されたビーフステーキは、何と味がよいのでしょう。野菜は自家菜園でとれたものです。おいしくいただきました。ただ、ごはんがあまりおいしくなかったことが残念でした。

山小屋の消灯は9時、部屋は真っ暗になります。川崎にいれば、夜9時はやっと夕食が終わり、後片づけ、いろいろな動きが始まる時間です。

寝つきはよかったのですが、部屋が暑かったことと、夢もみてハッと目覚めたら闇のなかのようで不安が募って、暗所恐怖症のような気分になってしまいました。「落ち着くのよ、落ち着くのよ」と自分に言い聞かせ、気持ちを取り戻そうと努力しました。寝ている夫まで巻き添えにしたら悪いな、と思いながら。

180808--堂々と歩く日本猿 朝、山小屋のチェックアウトは8時半です。健脚な方ならここから早くに出発して涸沢、そして槍ヶ岳まで目指すのでしょう。夫も行きたそうでしたが、あきらめたようです。

徳澤園は昔、牧場だったそうです。その面影は残り、素敵なキャンプ場としてたくさんの人が来ていました。ハルニレの木が点在する明るい牧場のなごりがあります。

8日は、明神池までまたハイキングでした。途中おおきなニホンザルに会いました。(上野写真) 私たちのことは無視するように堂々とすれ違って歩いていきました。この日の宿は「朝焼けの宿・明神館」です。明神岳が目前に迫り、絶景です。

この日の午後は宿の近くでスケッチをしました。近くをつぎつぎと登山姿の人たちが交差していきますが、上高地も外国人観光客がとても多いこと。そんな行きかう人たちの様子を感じながら、下手なスケッチでした。

夕飯時、宿のマスターが、上高地のさまざまな景色を案内してくれました。お天気がよいときは、今ですと朝5時ごろ明神岳が真っ赤に朝焼けになるのだそうです。マスターが撮ったという朝焼けに染まる明神岳の写真をみて、期待を膨らませましたが、翌日は残念ながら雲が多く、朝焼けは見ることはできませんでした。

180808-穂高神社奥宮 明神池のそばに穂高神社奥宮があります。ここで朝、池面に霧がかかり、幻想的な情景になること、6時になると池にむかって祝詞があげられるというので、行ってみました。宿から歩いて12、3分のところにあります。

明神池は霧の層に樹木の間から朝の光が差し込み、その光が池面に反射して何とも言えない幻想的な風景を醸し出していました。(下の写真) しばらく見とれていました。6時にあがるという祝詞は、池のほとりで太鼓が叩かれるというものでした。

その後、朝食をいただき、出発。途中、小梨平にあるビジターセンターに寄りました。広々とし、動植物、気象のほか、山岳写真などが多く展示されていて、見どころ満載のゆっくりできるセンターでした。

180808-池面に朝日が反射して・・・しばらく行くと河童橋、橋上からみる根雪を抱いた穂高連邦、焼岳の眺めはやっぱりすてきでした。
その後、梓川のほとりを歩き、田代橋をわたり、大正池まで歩き、そこからバスに乗って沢渡まで行き、自家用車に乗り換えて帰宅しました。なによりお天気がよく、涼しい3日間を過ごすことができました。

足が健脚ならもっと山歩きはたのしいことでしょうね。