議会活動報告

6月定例市議会の一般質問 (3)横断歩道橋について

2018年6月22日

3. 横断歩道橋について

(市古) 横断歩道橋とそれに関連して建設局長に伺います。中原区にある横断歩道橋の場所、設置年月日、設置した理由について、伺います。

(建設緑政局長) 中原区内では、15橋の横断歩道橋を管理していまして、設置時期は昭和42年から49年の間です。設置した理由では、歩行者と車両を分離することにより、歩行者の安全確保と車両交通の円滑化を図ったものです。

(市古) かなり老朽化していますが、仮に撤去した場合にかかる費用、さらにペンキ塗り替えの費用はどのくらいかかるのか、伺います。

(建設緑政局長) 横断歩道橋は、1橋ごとに形状が異なりますが、中原区内15橋の工事費を試算し、平均したところ、撤去費用については1橋あたり約950万円、ペンキ塗り替え費用については、1橋当たり約5,600万円です。

(市古) ガス橋の近くに設置されている横断歩道橋は、住民合意が得られ、歩道と自転車通行帯設置という警察との協議が整えば、撤去すると伺いますが、通行実態からこのような措置に動き出したのではと思いますが、ここに至った経過を伺います。

(建設緑政局長) ガス橋交差点においては、今年1月に歩行者の動向を調査したところ、歩道橋利用率は約17%と少ない状況でした。

さらに、当該交差点は道路の線形や信号表示の変更を伴わず、横断歩道の設置が比較的容易であることから、交通管理者と協議の上、地元町会、学校などとの関係者と撤去にむけた検討を行っているところです。

(市古) 今後、横断歩道橋は老朽化し、ペンキ塗り替えにも多大な費用がかかります。高齢化がすすみ、障がいをもつ方の安全な通行も保障する動きがより強まっているなかで、今後現存している横断歩道橋はどうしていくのか、伺います。

(建設緑政局長) 現在、歩道橋については「川崎市道路維持修繕計画」に基づき、予防保全型の手法により適正に維持管理しているところです。その中でも、利用率が低い歩道橋などについては、代替機能確保の可能性や地域住民からの要望などを考慮し、撤去の可否について検討を行っているところです。

(市古) 西加瀬こども文化センター、老人いこいの家、障がい者施設などが近くにある西加瀬交差点付近にも横断歩道橋があります。利用しているのは苅宿小学校に通う子どもがほとんどです。

他の方のほとんどはこの横断歩道橋は使わずに歩道橋の下を平面横断する人があとをたちません。幸い、大事故にはなっていませんが、交通事故も起きています。この横断歩道橋に利用率はどのくらいなのでしょうか、伺います。

昨年の12月地元のみなさんは、短期間で集めた693人の署名を持参して中原区長に「横断歩道橋下付近に信号機付きの横断歩道の設置にご尽力いただきたい」と、要請行動を行いました。

区長はなかなかむずかしい、全体の安全対策ということで考えたいとの話でしたが、横断歩道橋下の横断歩道設置というのは、市内にはないのでしょうか。あるとしたらどのような理由があったのでしょうか、伺います。

(建設緑政局長) 歩道橋の下に横断歩道がある交差点は、川崎区の教育文化会館交差点と、川崎警察署東入口交差点の2箇所です。また、横断歩道を所管する交通管理者からは、一般的に歩道橋の下の同様の機能を有する横断歩道は新たに設置しないと聞いています。

(市古) 現時点で、西加瀬交差点付近の横断歩道橋の下に横断歩道を設置というのが、かなりむずかしいということでした。だとしたら、改めて地元から歩行者の安全確保からみてどうするかの要望が出ると思います。その節は、地元要望に沿って、ご尽力いただけるように要望いたします。

老朽化がすすむ横断歩道橋です。ペンキ塗り替えに撤去費用の6倍近くかかるとのことです。いちばんは、通行する方たちの安全ですが、代替できる安全施設の確保を積極的に協議、検討し、撤去について決断する時期にきているのではないでしょうか。

(以上)