活動レポート

患者・家族滞在施設「リラのいえ」を訪問しました

2018年6月8日

6月8日、認定特定非営利活動法人・スマイルオブキッズが運営する、患者・家族滞在型施設「リラのいえ」を訪問しました。

180608-玄関までのアプローチ横浜市南区にある神奈川県立こども医療センターから徒歩5分の緩やかな斜面地に立っている「リラのいえ」。自宅を離れて難しい病気の治療のために、県立こども医療センターに入院する患者さんと付き添い家族の方々の宿泊施設です。

経済的負担が少しでも軽くなり、精神的にもご家族が寄り添えるよう、ボランティアの方が協力しておられます。「リラのいえ」は、道路から階段またはスロープで登って行きますが、玄関までのアプローチがなんとも素敵で、季節の花々が咲き乱れていました。

通された居間には爽やかな風が吹き抜けます。おじゃますると、理事長さんが出迎えてくれました。理事長さんは植木屋さん、子どもさんを難病で亡くされて、このような取り組みに関わりをもつようになられたそうです。

個室が11室あり、いつも満室、待っている方もかなりおられるようです。食堂・リビングがあり、自炊できるキッチンと寄付による食材が自由に利用できるそうです。

180608-食堂兼居間食事をつくって、できればここで、交流してほしい、そんな願いを込めてつくられたそうです。土地は横浜市が無償貸与してくれて、建物はみなさんの寄付を中心に資金支援をお願いして、集めたということです。

宿泊料金は、一人当たり、付き添い家族1人で1,500円、2人目は1,000円、患者は無料です。何日でも滞在できます。

「リラのいえ」では、きょうだい児の一時あづかり保育も始めました。登録している保育士さんが、交代で保育してくれています。この様な施設は全国にもここを入れて3カ所しかありません。

初代理事長の田川さんは、川崎市にお住まいです。子どもさんを小児がんで亡くされ、そのときのつらい経験から、「リラのいえ」の整備をお考えになって、さまざまな方々とのつながりを生かしながら、完成させました。

「リラのいえ」は今年10周年を迎えました。7月8日には10周年記念チャリティーコンサート「ピアノ・コンサート」を桜木町で行うそうです。

今、田川さんは、NPO法人・横浜こどもホスピスプロジェクトを立ち上げ、日本に1カ所しかない「こどもホスピス」の建設をすすめています。海が見える高台での整備がすすんでいるそうです。

こどもホスピスは「命を脅かす病気のお子さんと家族が我が家のように安心してくつろぎ、遊び、学び、夢をかなえる場所」です。

もの静かな田川さん、どこからそのエネルギーが生まれ出てくるのでしょうか。